
OH NO DON'T LET GO
Time: 4:54
Written By Victoria Pike & Teddy Randazzo
Produced & Arranged By Teddy Randazzo
From the Album "JEANNE" (VI-7003)
(P)1977 Virgo
Jeanne Napoliは、「Forget That Girl」(1976)や「Let's Make Love」(1977)などのディスコ・ヒットで知られる白人女性シンガー、ソングライター、映画・ミュージカル音楽家。女性デュオ・グループNapoli & Glassonの一人として「Il Est Toujours Temps Pour Partir」(1974)や「Just A Little Timing」(1975)といったシングルを発表している。また、80年代以降は映画やミュージカルを中心にソングライターとして活躍し、Air Supplyに提供した「I’ll Never Get Enough Of You」(1982)は日本で大ヒットした。
●OH NO DON'T LET GO
1977年にVigorから発売されたアルバム「Jeanne」から。Little Anthony & Imperialsなどの成功で知られるイタリア系アメリカ人プロデューサーTeddy Randazzoがプロデュース、アレンジ、ソングライティングまでを手がけた作品。The Stylisticsの「Hey Girl, Come On Get It」(1975)と良く似た曲調とメロディーを持つフィラデルフィア風のポップなディスコ・ナンバーで、Teddy Randazzoの壮大なオーケストレーションと、彼女の舌足らずで片言の英語での歌唱が独特のセクシーさを醸し出しており、なかなかの仕上がりとなっている。

WHATCHA GONNA DO
Time: 8:38
Words & Music by Reid Whitelaw
& Norman Bergen
Produced & Arranged by Reid Whitelaw
& Norman Bergen
for Bergen-Whitelaw Productions, Ltd.
for the Brookside Music Group
Orchestrations by Norman Bergen
Music Production in Association with
Nai Bonet for Nai Bonet Enterprises, Ltd.
Disco Mix by Doug Riddick
Frem the Original Mortion Picture Soundtrack
"Nocturna"(MCA2-4121)
(P)1979 MCA
Nocturnaは、1960年代から80年代にかけてアメリカで活動していたアルメニア共和国出身の女優・Nai Bonetがプロデュース、主演し、1979年に全米公開された映画。当時のディスコ・ブームとドラキュラ・ブームを組み合わせたセクシー路線のコメディ映画で、内容自体は大した事はないが、「Helplessly」(1975)のヒットを持つソウル・グループMoment of TruthやCissy Houstonが出演していたり、当時全米ヒットを放っていたGloria Gayner、Vicki Sue Robinsonがボーカルで参加、MFSBをバックにレコーディングされたゴージャスなサウンド・トラックで知られている。
●WHATCHA GONNA DO
1979年にMCAから発売されたサウンド・トラック「Nocturna」から。Reid WhitelawとNorman Bergenがプロデュース、アレンジを担当。演奏はMFSBのメンバー。ボーカル・メンバーのクレジットがないため詳細は一切不明だが、恐らくはTJMに参加しているメンバー、Ron Tyson、Phil Hurtt、Carl Helmの3人ではないかと思われる 。コーラスにはSweet Hearts Of Sigma、ブレイク前のIrene Caraが参加。
曲の方はかなりの実力を持った3人の男性ボーカルによるソウルフルなボーカルとハーモニーが堪能できるミディアム・テンポのメロウな典型的フィリー・ダンサー。映画の内容はともかく、フィリー産のソウル・ナンバーとしてかなりの高得点をつけられる素晴らしい作品となっている。

LOVE IS YOU
Time: 4:52
(Vincent Montana, Jr./Ron Walker)
Produced, Arranged and Conducted by
Vincent Montana, Jr.
Executive Producers: Joe Cayre, Stan Cayre, Ken Cayre
Music by The Salsoul Orchestra
From The Album "'lectric Lady"(SZS 5506)
(P)1976 Salsoul
Carol Williamsは、Salsoulレーベル初の女性シンガーであり、「More」(1975)、「Love Is You」(1976)、「Can't Get Away (From Your Love)」(1982)などのディスコ・ヒットで知られる、イギリス出身の黒人女性ボーカリスト。
●LOVE IS YOU
1976年にSalsoulから発売されたファースト・アルバム「'lectric Lady」から。プロデュースはVincent Montana, Jr.。演奏はThe Salsoul Orchestra。
初期のSalsoulを代表するディスコ・ヒットであり、Spiller(feat. Sophie Ellis-Bextor)の全英ナンバー・ワン・ヒット「Groovejet [If This Ain't Love] 」(2000)で大胆にサンプリングされた事でも有名なディスコ/ハウス・クラシックの名曲。意外な事に発売当時はシングル・カットされず、12インチ・シングルのB面に収録されたのみ。
曲自体は元々フィラデルフィアの黒人男性シンガーソングライターRonnie Walkerが、1975年にアルバム用にレコーディングし、お蔵入りしていた楽曲をリメイクしたもの。このバージョンは2005年にPhilly Sound Worksから発売されたコンピレーションCD「The Philly Sound Orchestra/Philly Ear Kandy」に収録されている。

BABY I'M ON FIRE
Time: 5:05
(J. Morali-H. Belolo)
Produced and Arranged by JACQUES MORALI
and RITCHIE ROME for Can't Stop Production Inc, NYC.
General Superviser: HENRI BELOLO
From The Album "Arabian Nights"(Marlin 2201)
(P)1976 Marlin
The Ritchie Familyは、Village Peopleなどの成功で知られるフランス人ディスコ・プロデューサーJacques Moraliが、フィラデルフィアのプロデューサー、アレンジャーRichard Romeと組んでスタートさせた黒人女性3人組ディスコ・グループ。当初は実体のないディスコ・プロジェクトだったが、デビュー曲「Brazil」(1975)の大ヒットを受け実体化した。1976年当時のボーカル・メンバーは元・Honey & The BeesのGwendolyn OliverとCassandra "Ann" Wooten、セッション・シンガーとして活動していたCheryl Mason Jacks。主なヒット曲に「The Best Disco In Town」(1976)、「Life Is Music」(1977)、「I'll Do My Best」(1982)など多数。
●BABY I'M ON FIRE
1976年にMarlinから発売されたセカンド・アルバム「Arabian Nights」から。プロデュースはJacques MoraliとRichard Rome。演奏はThe Salsoul Orchestra(MFSB)のレコーディング・メンバーが担当。フィリー録音。
南国を思わせるラテン風味の大袈裟なメロディーとオーケストレーション、突拍子もない女性コーラスがなんとも印象的なミディアム・スロー・テンポのインストゥルメンタル・ディスコ・チューン。同じくラテンのリズムを取り入れたThe Salsoul Orchestraとは一味も二味も違う、脳天気なサウンドに仕上がっている。ここでもEarl Youngのドラムが活躍。

SPEAKING MY MIND IN HIS EAR
(Yawer-Adone-Jehovah-Allah)
Time: 5:58
(Roberta Kelly-Bob Esty)
Produced by: Giorgio Moroder & Bob Esty
Arranged & Conducted by: Bob Esty
(P)1978 Casablanca
Roberta Kellyは、「Trouble-Maker」(1976)、「Zodiacs」(1977)などのディスコ・ヒットで知られるドイツの黒人女性ボーカリスト。1973年頃、Giorgio Moroderによって見出され、「Kung-Fu Is Back Again(Part 1)」(1974)でデビュー。Silver Conventionの初期メンバーだった事でも知られている。
●SPEAKING MY MIND IN HIS EAR
(Yawer-Adone-Jehovah-Allah)
1978年にCasablancaから発売された、ゴスペルとディスコ・ミュージックの融合をテーマにしたコンセプト・アルバム「Gettin' The Spirit」から。プロデュースはGiorgio MoroderとBob Esty。ドイツとロサンゼルスでレコーディングが行われている。
この曲はアルバムのラストに収められていた作品で、神の呼び名を羅列したサブ・タイトルからも分かるとおり、ゴスペル色を前面に押し出したアップテンポのメロディアスなディスコ・ナンバー。"Yawer-Adone-Jehovah-Allah...."と呪文のようにささやくメロディーが印象的。



